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本来、意識を失ってそのまま…
なはずだった俺なのだが…
「なんで生き残ってんだ?俺…」
一面真っ白な部屋にカーテン、薬くさい空気に自分の腕からのびたチューブ、滴り落ちるのは透明な液体。
今、俺は病室にいた。
ここに行き着く経緯がわかりかねる。
第一、払う金はない。
保険にだって入ってない俺だ…
結構高額なんだと思う。
「なんでだ…?」
そんな考察をしているなか、
ガチャ…
っとドアが開く音がした。
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