1.僕の姫
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さて、僕はサークルの立て看板が並ぶ桜の花道のなか先輩たちの勧誘を振り切り、 基礎経済学の授業を受けるため経済学部の校舎に向かった。 基礎経済学はこの学部に入学した者全員が受けることになる必須科目だ。 指定された教室に入り黒板に目をやると学籍番号順の座席が書かれていた。 毎回出席を取られるこの授業は席が決まっていた。 自分の席を探し出す前に、ひときわ目に付いたのが彼女だった。
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