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莉乃
「うん!いいね!」
健一
「……………」
莉乃
「どうしたの?」
健一
「ひとつきいていいか?」
莉乃
「なぁに?」
健一
「なんで俺がメイド服?」
莉乃
「でも似合ってるよ?」
健一
「嬉しくねぇよ!読者さんに変態って勘違いされたらどうするんだ!」
莉乃
「まぁまぁ!一度『お帰りなさいませ!莉乃様』っていってみて!」
健一
「やだよ!」
莉乃
「へー、お兄ちゃんってこの小説でそんな権力あるんだ?知らなかった~」
健一
「グヌヌッ…………わかったよ!いえばいいんだろ!?」
莉乃
「そうそう!素直にならないとね」
健一
「お帰りなさいませ!莉乃様!」
莉乃
「棒読み!感情なし!そして笑顔なし!0点!」
健一
「わかったよ!」
莉乃
「次はちゃんとしてよね!」
健一
「お帰りなさいませ♪莉乃様!ニコッ」
莉乃
「キュン!(゚ロ゚)なにこれ!なんか……ちょっとまってて!」
健一
「なんだ?」
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