うぃる・ゆー・めありぃ・みぃ?

4/9
前へ
/33ページ
次へ
「姫様から離れろぉぉおおお!!!!」 自らが後方支援だということを見事に忘れた決死の特攻だった 全体重を普段から愛用している銃剣にかけての体当たり ……うん、わかってる。馬鹿なことをしたってことは でも人間、緊急時にはどんな行動をとるかわからないものなんだということでどうか御理解頂きたい 「っと……」 当然、魔王にもアッサリとかわされる 「うわぁっ!!!?」 しかし決死の体当たりはそう簡単に止まるわけもなく 魔王が退いた後に俺の視界に入ったのは 「え、ちょっと……!」 僕以上のパニックを今まさに起こさんとする姫様の姿だった あの時は 『あ、僕…… 人生\(^O^)/オワタ』 とリアルに思った。顔文字までバッチリと
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加