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俺は、いつものように
朝ごはんを食べて身支度をし、
いつもの道から学校へ行った。
そして、学校に着くと
机の横に鞄を掛けて
いつものように肘をつき、
いつものように窓の外を見た。
ガタンッ
急に俺の机が動いた。
「うわっ…!」
原因は、俺の机の近くにいた女子だった。
何かにぶつかったのか、急に俺の机にぶつかってきた。
そんなせいで
俺の体勢を保とうとした俺の手は、壁に勢いよくぶつかってしまった。
「ってぇ…」
「あ…ご、ごめんね…」
女子は逃げるように行ってしまった。
まぁ…とうぜん?
クラスのリーダーみたいな奴に「関わるな」くらいの事は言われてたのだろう。
俺は、入学初日から
クラスの人達に話しかけていない。
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