その日の。

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こんな目と髪のせいか、 小学校、中学校も友達がいなかった。 ―――俺の目と髪は、色素が薄すぎて、目は薄い灰色、髪は薄い茶色。 誰も近寄ってこない。 生まれて一度も 友達なんていない。 いなくて困った事はない。 だから別にどうでもいい。 ??「黒夜君!!」 「え?」 近寄ってきた。 おかしい。 俺に喋りかけるなんて。 高校生活はじめてだ。 ??「あ、ごめんなさい、ビックリした?」 「え…え?」 ??「あ、私神之 雪菜です」 「あ、はぁ…」 綺麗な人だな… 雪「会った日から思ってたんですけど!」 「…。」 いつ会ったんだ? …入学式か。 雪「あなたのその目と髪の色、すごい綺麗だよね!!」
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