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唐突に酒場に足が向くような日は
大抵明日が来るのを面倒に思っていたりするんだ
舐めるようにして含んだマイヤーズが
そっと舌を焼く
鼻腔に抜ける南国の風
エチル・アルコールによるゆるやかな麻痺は
決して止まりやしない地球の自転から意識を反らしてくれる
ラム・レーズンのアイスクリームすら食べられなかった子どもが
止まらない時間に流されて流されて
いつの間にかこんなところで
マイヤーズなんか飲んでいる
要するに明日は来るんだ
酔っ払おうが何をしようが
それでもマイヤーズなんか飲んでいる
馬鹿みたいだ ほんとに。
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