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<チェンジ終了します。
次に知識の導入を始めます>
痛みから地に倒れ、汗が吹き出している実験体1298に言う
「ちょっ、本当に待ってくださ<実行>ウッ、アァァァアァア………」
そこで私は意識を落とした……
目を覚ますと知らない石造りの小部屋だった
明かりは蝋燭の火だけ……
「此処は何処でしょうかね……」
<現在地マスタールーム>
「頭に何か?マスタールーム?」
<マスタールームとはダンジョンマスターの部屋のこと
ダンジョンを作るために目が覚めるまで待機させられる場所>
「ダンジョン?あの冒険者が宝などを探すために入る場所のことですか?」
<貴方にはダンジョンマスターとして冒険者を迎撃してもらいます。ダンジョンの宝【モノリス】、貴方の右目を狙って冒険者はダンジョンに来ます>
「右目ですか……あぁ、交換したという」
右目を押さえながら聞く
<【モノリス】が奪われるもしくは、貴方が死ぬとこのダンジョンは崩壊します>
「なるほど、どちらにしても私が死ぬのは間違いありませんね」
<yes>
「頭に声が響くのは少し嫌ですがね」
<この声はON、OFF変えることが出来ます。
OFFにしますか?>
「まだ、聞きたいことがあるのでまだONで」
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