1人が本棚に入れています
本棚に追加
「そうかなぁ…そうだよね!」
確かに、…生臭い匂いは海だからしょうがないのかな
「うん、そうだよ。ってか、拓ちゃん遅いね」
そういえば、ホテルが…どうとか…
「……今、何時…?」
「ん~?…2時。だから今日はホテルで過ごして、明日早く遊びに来ればいいんじゃない?って話したんだよ」
「え!?そんなに寝てたんだ!!」
「うん、2人ともぐっすり!優実を起こす前は拓ちゃんも蓮起こすの苦労してたよ」
「………うる…な…っち行け…しつけ…」
指差した方向を見ると、少し離れた場所でブツブツと何かを喋る彼がいた。
「…蓮って言うんだ…?………蓮君か…」
「そういえば、詳しい自己紹介まだだったよね!ホテル言ったら、ワイワイしながら話さなきゃねーっ」
「………夜寝れないや…」
「うん、2人そろってちょーどい………あ、」
「…ん?ちょうど良い?」
「い、いやいや、その、あの、……話すのちょうど良いかなー、なんて……?」
「いや、意味わかんないから…」
最初のコメントを投稿しよう!