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熟考することなく進んできた道は、選択、また選択の連続だった。
考え過ぎて留まる時間が、進む意欲を削いでしまうのを恐れ、
先のこと、過ぎたこと、そのどれを取っても結局、そのどれでもないと思い、
「今」一番必要なことは何かを考えた
それが正しいかと言えば、おそらく…そうじゃない。
その結果、悔やむことがあるのだから。
熟考しても動かなければ、何もない。
熟考しても果たしてそれが悔いのないものになるかは…分からない。
出来るのは、後悔の数を一つでも減らすこと。
だから、考える。
だから、進む。
だから、選ぶ。
日暮れの空に、花は陽を探すように、
分岐点の多い生涯に、自分の思う道を求める。
花が暗い空でも陽に顔を向けるように…
「暗中模索」
陽のある方を
経験と 感性と 根性で
探し当てていくのみ。
この先の見透せない空を見上げて思う。
「あんたの人生つまんね」
そんなこと誰にも言わせない。
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