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その秋色の景色に惹かれて、水彩画に残したあの頃。
好きな景色、好きなもの、好きな人、好きな言葉。
大人になるにつれ、価値観が変わっていくことに、何の疑問も違和感を抱くことはなかった。
でも…ふと何も考えなくなった瞬間、
「疲れた…」の一言が口を伝う。
…自然に変わってきたはずだった。
でも…体も心も自分が思うよりもずっと頑張り過ぎていることに気付いた時には、
悲鳴をあげる寸前だった。
嫌々変化してきた訳じゃない。
成長する為の課題だ思い、必死に食らい付く毎日。
どこまで変われば私は…
―原形と変化形―
どちらも愛しくて、どちらも紛れもない私。
疲弊したら本末転倒なのに…。
変化と成長。
目的が刷り変わっていないか?
本当に自分が望む姿なのか?
いつでも不変の自分に問いかけてみる。
善くなるために変わる前の、視野が狭かった頃の自分。
これまでみたもの聞いたもの全て。
忘れてくれるな。
成長の為の変化だということを。
いつでも答は私そのものだから。
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