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『神様って本当はいないんだな』 その言葉が今でも頭に焼き付いて離れない。 でも、どうしても、 いるんだと 思いたい。 思わなくてはならないと思うんだ。 この胸が あなたの心が 今も確実に悲鳴をあげているから。 泣くのも憚れる場所なんて、 なければいい。 自由に泣けることが救いなら、 今直ぐにでも、この場所を開け放ちたい。 本当の意味での救いではないと分かっていても。 凍えそうな寒空の下、鮮やかに咲く花に吸い寄せられたあの日のように、 今度は私が あなたが戻ってくる為の目印になりたい。 哀しみさ迷っても、 いるべき場所は他のどこでもない。 初めからいた 私の前なのだと。 image=466100706.jpg
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