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いつも、ひねくれた私を引っ張り上げてくれたのはあなただったね。
いつも自分を卑下しては、あなたに背を向けていた。
あなたの隣で歩くのは誇らしかったけど、
比較されるのが嫌で距離を開けてた。
あなたが暖かで眩しく照らす光なら、
私はコンクリートの隙間に根を張る目立たない花。
花は光を避けていたけれど、光がなければ生きられない。
離れてはじめて思い知る。
あなたを都合よく利用してたのだと。
背を向けたふりして、依存してたのだと。
だから、
私が輝けるよう照らし続けてくれた、あなたの優しさもその強い情熱も、
私は決して無駄にしない。
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