青いばかりがそうじゃない

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厚い雲を グレーの空を 私が望む色に塗り替えられたらいいのに。 そんな傲慢なこと考えていた。 爽やかな青い空を、真っ白で軽く浮かんで流れていく雲。 オレンジ色が映える空はそんな空だと決めつけていた。 でも、違っていたんだ。 どんな時でも、どんな場所でも、変わるべきなのは自分。 染まる色を決めず、流れを大切にすることを教えてくれたのは、 先生との出会いだった。 "自分流を!" "人に屈せず、人を干さず(おかさず)" 自分のことを見守ってくれた人だからこそくれた言葉。 今なら身に染みて分かる。 自分は言葉の通り貫けているか? これでいいのか迷うことも多いけれど、 青くなくても、曇り空でも、時に雨が降っても 「自分らしく」 咲き続ける一輪の花になりたい。 image=465418817.jpg
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