単なる序章

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ジュン『え!?まじかよ!!』 メリル『バカ!!大きな声出すな!!』 リック『お前もだ!!』 カイト『お前ら黙れ!!』 すると、そのゾンビがこっちに走りながら向かってきた。 全員『うわぁぁぁぁ!!逃げろ!!』 何分走ったかはわからなかった。 だが、とにかく命がけで走ったのは確かだった。 走っている最中になんどもゾンビに見つかり追いかけられたが、普通の人間には到底追い付かないスピードだったため、誰も襲われることはなかった。 俺たちは近くのリックの家に転がり込んだ。 リック『あれ?親がいない!!』 メリル『きっと、避難したんだ。大丈夫だよ!』 リック『お、おう。』 カイト『とりあえず、なんでゾンビが現れたんだ!?』 ジュン『わからないけど、バイオハザードみたいな感じなんじゃ?』 カイト『ニュース見れるか、リック!!』 リック『ちょっと待て。』 携帯を開き、ニュースを見た。 しかし、なんのかわりもなかった。 リック『クソッ!!』 カイト『なら、テレビをつけろ!!生放送とかしてるかもしれない!!』 カイトの読みは当たっていた。 全局が生放送だった。 アナウンサー『ただ今、暴走した市民が市民を襲っています!! なんという光景でしょうか!! 街全体が地獄のようです!!』 すると、アナウンサーの横からゾンビが襲ってきて、あっという間にアナウンサーの首からは血が出て、カメラに大量の血が浴びせられた。
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