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「とっ……取り敢えず我が僕となる魔の眷族を召喚するとしよう!!」
「がうぅ~?」
僕が魔道具を魔導師らしく浮かせながら立ち上がるとニキュが尻尾をぱたぱたと振りながらベッドを飛び降り僕の周りを走る。
「はっはっはっ!!ニキュは良い子だな?………其れではスタンダードにウルフを出すか『ウルフ……来るかな?……召喚』……出たぁ!!」
僕はぺたんっ♪と座ったニキュの後ろにウルフを召喚する………しかし僕が召喚したウルフは二体………僕が召喚の時に考えていたのは九体だ。
「えっと?ウルフは…ニキュと遊んでて?………召喚の取扱いっと『召喚にはポイントを使います………、………ウルフ一体2pt………、………召喚ポイントはダンジョンマスターがダンジョンに入った時点で一律1000pt入る(しかし例外もいるため気をつける)』………ニキュ?僕は他の者と違うらしい、ニキュの召喚は0ptでウルフ二体で4pt……僕は初期ptが4からスタートみたいだ」
僕の言葉にニキュは尻尾を丸めウルフ二体も僕………ニキュの相手をしている。
ふっ……諦めたさ!!まぁ上級貴族の僕は非戦闘民に迷惑はかけないよ。
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