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私は星が大好きな女の子だった。
特に夏の大三角が好きだった。
星ってどうやってできているんだろう。とふと思ったこともあった。
だけど、どんな時でも頑張って輝いている星が羨ましかった。
どんなに風が吹いても、雲に消されてしまいそうな時でも。
星はすごいと思う。
ある時国語の時間で、尊敬している人は誰っていうので私は「星」って書いた。
周りの人には、「人じゃないじゃん」とか笑われた。
あれから10年が経った。
私は小さい頃からの夢「医者」になった。
私は思う。
生死を彷徨う人々を、あの「星」のように、どんな時でも諦めず助けようと.....。
END
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