キミに近づきたい

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ドキドキしながらメールを開くと、舶からの返信だった。 「陽菜……来た……来たよ!」 「舶君、何だって?」 「待って。まだ読んでないから」 私は恐る恐る本文を読んでいく。 『梨里ちゃん、メールありがとう。 おばけ屋敷が楽しかったなら俺も嬉しい。 今日の夜なら会えるけど、夜7時じゃ遅い?』 私の心臓は飛び出しそうなほどバクバクしていた。 「梨里、大丈夫? どんなメールだったの?」 心配そうにたずねる陽菜に、私はメールを見せた。
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