1136人が本棚に入れています
本棚に追加
ドキドキしながらメールを開くと、舶からの返信だった。
「陽菜……来た……来たよ!」
「舶君、何だって?」
「待って。まだ読んでないから」
私は恐る恐る本文を読んでいく。
『梨里ちゃん、メールありがとう。
おばけ屋敷が楽しかったなら俺も嬉しい。
今日の夜なら会えるけど、夜7時じゃ遅い?』
私の心臓は飛び出しそうなほどバクバクしていた。
「梨里、大丈夫? どんなメールだったの?」
心配そうにたずねる陽菜に、私はメールを見せた。
最初のコメントを投稿しよう!