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ある日 「なんかおもしろいことねーかなー」 「受験生なんだから仕方ないよ」 この暇そうにしている男子は田口雄太で、マジメそうなのが、小林賢治だ。二人は、小学校からの仲でいわゆる幼なじみだ。 そして、もう一人の幼なじみの桜庭明日香が声をかける、 「ねぇ、もう夏休みも終わるしどっか遊び行かない?」 「お、いいね 久しぶりに遊び行くか!」「でも、一応受験生だしさ・・・」 「いいじゃん。1日くらい。あっ、そうだ他にも誘おうや」 「いいね。私も何人か声かけてみる」 「よっしゃ、決まりだな。賢治も1日くらい大丈夫だろ?」 「まぁ、どうせ行かなきゃならなくなるだろうしね」 そして、集まったのが 大石健汰 中田信二 丸岡唯 如月美優 の四人だ。 「やっぱりこのメンバーだな。きっと集まってくれると信じてたぞー」 と雄太が大げさに手を広げる。 それを無視して、唯が 「で、何するの?そんなにお金ないから遠くにはいけないよ?」 健汰も 「お前が出してくれるならどこにでも行くけどな」 と冗談っぽく言う すると、雄太が 「大丈夫だ。今回は近場で、金がかからないところだ」 明日香と賢治も聞かされてないらしく首を傾げている。 「それは、この学校だ!」 「は?」 誰も理解してないなか、一人でしゃべり始める 「この学校には、絶対に試してはならない七不思議が1つだけある。それを解明しようじゃないか!」
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