この神父、到着

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ギル「良かった…本当に良かった…」 ポチがポチの部屋の扉にすがり付いて涙を流しています ……こんなボロ小屋がそんなに嬉しいのでしょうか? ギル「将軍の魔力にしか反応しないし、普段は邪魔だとかで仕事の時以外出してくれないし、これが無くなって俺がどれだけ苦労したか………」 こんなボロ小屋をそんなに大事にしていたなんて……………犬は自分のテリトリーを大切にしますからね、仕方ないのでしょうか? ギル「将軍が俺に仕事押し付けて将軍の書類に印鑑するのも俺にやらせて……将軍の印鑑も部屋にあるのに出せないし…下手な金庫より安心だからって将軍もそのままにするし…将軍居なくなったら使えないことを微塵も考えてなかった……」 ……どうやら私だけに開けられる金庫とはポチ小屋だったようです 中に入って印鑑を取ってきたポチ ギル「これで仕事が捗る!!」 仕方ありませんね ラス「これはそのままにしておきます、ポチには将軍の机を使う許可を出しますから、この机を使って仕事を頑張ってくださいね」 ギル「マジっすか!ありがとうございます!!」 いいんですよ、私がやらなければならない仕事までやってくれるのですから、机くらい貸します ギル「本当に、記憶戻らないほうが全然いいような気がしてきたぜ!」 クフ……そうでしょう、そうでしょう
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