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「グルゥ…!!」
「あ?なんだ来ねぇのか?ならこっちから行くぞ!」
足踏み、ただそれだけで地面が割れる
地割れに巻き込まれた数匹が叫び声を上げながら落ちていく
「次だオラァ!」
今度は投石、これもおかしなスピードで狼に飛んでいき、狼にヒット、動体に穴が開く
「ガァウ!!」
「甘ぇよ犬ッコロ!!」
背後から襲いかかる狼に裏拳をかまし、さらにその勢いで蹴りを放つ
「キャウン!?」
当たったか…適当に直感に任せてやってみたんだがな
「グルル…」
俺に襲い掛かるのは危険だと判断したのか、狼達は行動を止める
「ははっ中々頭は良いみたいだな」
「な、何をしておる!さっさと逃げよ!」
後ろで金髪ロリが俺に向かってほざきやがる
「逃げろだぁ?こんなオモシロ場面に出くわしといて無視するなんざしたかないね」
俺はにやっと笑い金髪ロリの方に歩く
狼達はなお警戒してるのか俺には向かってこなかった
「で、そんなオモシロ場面を作り出してくれた金髪ロリちゃんは逃げないのか?見たところ足に怪我は負ってねぇ…ってか裸足じゃねぇか」
見ると細かなアクセサリーはつけているものの服装はシンプルで漆黒のワンピースだけだ
しかもそのワンピースも腿のところ位まで破かれてしまっていて色々際どい格好をしている
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