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「そりゃあ結構…良いね良いねぇ…最っ高の世界じゃないか」
「なんじゃ、お主も神に殺されて転生したクチか?」
「ん?いや、なんか昼寝して起きたら目の前に神サマがいた。で、こっちの世界を紹介された」
何を言ってるか分からないだろうと思ってはいたが意外にもレティは理解を示した
「お、妾と同じ感じじゃな、妾も気付いたら目の前に神がおったのじゃ」
「んぁ?レティも別世界にいたのか?」
「うむ、向こうではヴラド・ツェペシュと呼ばれておったぞ?」
ヴラド・ツェペシュ?あぁ、ドラキュラか
「へぇ~有名人じゃん。血ぃ吸う?」
俺は首もとを見せて言うとレティは手を当てながら残念そうに言ってきた
「吸ってしまったらお主が吸血鬼になってしまうぞ?前黙って吸ったらこっぴどく叱られてな、それ以来血を吸うのは控えておるのじゃ」
「吸血鬼がそれで良いのか?死活問題なんじゃねぇの?」
「真祖じゃからな、別に血を吸わんでも生活することは出来る…まぁ全力は出せなくなるがな」
レティは手を離すと俺の顔を見ながらこう質問してきた
「のうカイト…お主、これからどうする気だ?」
「それさっき俺がお前に聞いた質問」
「む?そうじゃったか?まぁよかろう、順序が逆になっただけじゃ」
そう言う問題じゃないだろうが…まぁ良いか
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