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「……ふ…あ…ぁ……そろそろ帰るか…ってここどこよ?」
見るからに真っ白、上を向いても下を向いても右を左を向いても真っ白だ
「夢か?……いててっ!?」
夢かと思い試しに思いっきり手の甲をつねる
うん、やって損したな。めっちゃ痛ぇ
「目が覚めたようだね」
声がした方を見るとそこには見るからに怪しい金髪で羽根の生えたオッサンが…
ん?待てよ?羽根の生えた?
「アンタ…何者?」
「神様だよ、神様。わかるかい?」
何を言ってんだこいつは?まぁ詮索すんのも面倒だ、とりあえず信じるか
「あ~…理解した」
「全然取り乱さないね?僕が前ここに呼んだ人達はもっと混乱してたよ?」
「ここが現実か夢か分からない以上信じるしか無いだろ。で?その神様が俺に何のよう?天罰でも与えに来たか?」
学校サボっただけで天罰とか厳しい神様も居たもんだ
「違う違う。何、君にとっても悪い話じゃないよ」
「ほう、一応聞いてやろう」
自称神様は俺の前に来ると俺の心を沸き立たせる最高の一言を笑顔で言った
「君さ…異世界に興味とかある?」
異世界?あの異世界?魔法とか魔物とかなんでもございの?
「さいッッッッッこうに興味あるッ!」
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