第2章 奴隷ミッション1

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「し、失礼します…はぁはぁはぁ…」 あたしは、凄い勢いで走ってきたため 息切れが激しい。 すると、あいつ(矢崎拓哉)は いなかった。 「…うぐわぁぁぁ!」 あたしは意味のわからないことを さけぶ。 「あーあー!!なんで いねーんだよあいつー!!!!」 「あいつとは誰かな?」 「わっっ」 あたしの後ろにいつの間にか矢崎拓哉 が立っていた。 「助けてやったんだから、少しは お礼ぐらい言えよな。バーカ」 お前にバーカ言われる筋合い なイッツーの!! 「ふっ、さてと…」 何がさてとだよ! 「お前は俺の奴隷だからなぁ…(笑)」 「は?」 あたしはあんたの奴隷になる ぃぃましたか? 一言でもぃぃましたか? 「お前には、助けてやった礼として、 毎週月、水、金、日曜日の6時に ミッションをしてもらう。」 「誰がするか!バーカ!」 「あ、しなかったらお前のクラス 乗り込んでそこでミッションする。」 …それは困るかも…。 こいつは悪知恵だけは働くんかな。 「さあ、どうする?」 ニヤニヤしながら、あたしに 近づいてくる。 「…わ、わかりまし…た…」 「えっ?聞こえなーい」 こ、このドSがっ!! 「奴隷にならせてください、拓哉様 早く言え」 くっっ! あたしは屈辱的な思いを感じながら、 必死にいう。 「ど、奴隷に…ならせてください… た、た、た…たく…や様ぁ…」 フッと拓哉が笑う。 「良く出来ました。えらいえらい」 棒読みですよ、拓哉さん。 「今日のミッション1 俺とキスしろ」
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