第1章 始まり

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「あのっ!」 「あん?あんた誰?」 二人は恐ろしい目でりきを なめまわすように見る。 りきはびくびくしながら、 「あのっ、ほ、ホールはどこですか?」 と、必死に聞いた。 「…あっちだよ、ほら、」 あっ 二人のゆびさす方には、 建物が1つ。 「ありがとうございます!では…」 「待てよ、りーきちゃん」 クスクスと聞こえる笑い声。 「君さ、俺ら今イラついてんだよね」 へ…? まさか、あたしのせい?! 「だからさ、ちょっとじっと しろよ、」 「な…、」 あたしは、恐くて声も出せない。 「すぐに済むよ♪」 「きゃあ!」 あたしは、1人に両手の自由を 奪われた。 「ふふふ♪やっとできる。」 すると、ふふふ、と言った人が あたしの太ももに触れる。 「ひゃあ!」 あたしは恥ずかしい声を出す。 そして、その男は 「前も良さそうだね…試させて♪」 そう言って、 手を上にあげて行く。 「いゃ、いゃ、いゃ、」 彼の手があたしの胸に当たって、 彼の理性が崩れた。 「あはははははははは!!」 怖い! そのときだった。
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