＊私とあなたの詩＊

＊入学＊

そしてみんな席に着いたところで、担任の先生が簡単な自己紹介を始めた。

『みなさん入学おめでとうございます。私の名前は吉田誠です。一年間よろしく。ちなみに科目は国語だから!』
といって優しく笑って言った。優しいお父さんみたいな表情だ...というか私のお父さんと同じ歳くらいかな?

『今日はもうやることないなあ..誰か自己紹介するかい?』
高校生になってまで自己紹介とかダルいと言う声がちらほら聞こえる中吉田先生はキョロキョロ生徒を見ていた。

『よし、高田真由美さんにしてもらおうかな?』

なっ....なんですとー
高田真由美さんできません!!無理です!先生むりー!
私は思い切り首を横にふった。すると先生は違う子を指命した。
ふう...びっくりした..涙でそうだった..よかった。

そのあと何人かが自己紹介をして、やっと高校生初日を終えた。