学園に・・・着いちゃった・・・

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てなわけで、ボクは今「白蘭学園」(全寮制男子高)の門の前に立っている。 結局母さんに押されまくって負けてしまった・・・ そしてインターホンを押そうか否か30分ほど迷っているわけだが・・・ 要「・・・帰りたい・・・パソコンほしい・・・」 ボクは財布とケータイしか入ってない鞄を持ち直し帰ろうとしてくるっと後ろに振り返った 要「ッッわ!!!」 振り返ったボクの目の前にボクより5センチくらい背の低い男の子がボクをガン見していた(因みにボクは170センチだ) 要(えっちょ!!!この子誰!?ひ、ひ、人がボクどうすれば・・・) 「ここでなにしてるの?」 ボクが1人で混乱していると目の前の男の子が話しかけてきた 要「え・・・えと・・・あのっ、ぼボク今日からこの学園に通うことになった・・・ぇと・・・か、神崎要です」 予想以上にどもってしまった・・・ これじゃぁ不審者みたいだ・・・絶対気持ち悪がられた・・・・orz 「あー!貴方が要クンなんだ!学園長からきいてたんだ!ボクは安藤幸-アンドウユキ-要クンのクラスメイトとあと寮の部屋も一緒だよ!」 と言うと安藤はにこっとかわいらしく微笑んだ。 さっきは動揺して容姿を見る余裕なんてなかったけど 落ち着いて見れば安藤は小さい背に顔もよく整っている 栗色の大きな目に整った唇、髪も茶色で少し癖ッ毛だ あれだ・・・このこ・・・・絶対・・・ 要「総受けだ!!!・・・・・・・・・ぁ」 や、やってしまったぁぁぁぁああああああああああ ついつい受けの子を見て興奮してしまって声にでてしまった・・・・ 絶対引かれた!ドン引きされた! 幸「?・・・ぇと・・・」 ほら!!! ボクを見てどうしていいか分からない顔をしている!!! ど、ど、ど、どうしよう! 要「ぁ!の・・・いきなりごめんね!びっくりしたよね!」 ボクがあたふたしながら片手でうっとおしいくらい伸びた前髪をかきあげながら安藤を見れば 安藤が目を見開きボクを直視している。 幸「っっ///」 要「え・・・?安藤クン?」 どうしたのだろう・・・ いきなり顔が真っ赤になって固まってしまった 体調でも悪いのかな? 幸「あっ・・・ボクの事は幸って呼んで!///さっ!早く理事長室に行こ!」 幸は顔を赤らめたまま早口で言うと、ボクの手を引っ張って早く行こうと急かす。
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