109人が本棚に入れています
本棚に追加
最初はただ、愛姫のことは
クラスメートとしか
思ってなかったんだ。
あ、あの
結婚してくれませんか?
ってやつも
からかってただけだったんだ
…ごめん。
だけど、修学旅行の
咲良の態度。
あれはあからさまに
わかりやすく想汰が
好きだ、って態度だった。
想汰に嫉妬した俺は
想汰の好きな子…
…つまりは愛姫を
使うことにした。
俺も、愛姫のことが
好きだ、って匂いを
プンプンさせておいた。
そして、愛姫が執着している
"そーちゃん"のことを
チラッと耳にして。
想汰に詳しく聞いたんだ。
最初のコメントを投稿しよう!