Cherry blossom

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「…わっ!」 ふりむいたと同時に いきなり抱き締められる。 さっきまで数十メートル 先にいたはずの吉岡くんが なぜか目の前にいる。 「…もしかして、 あたしが振り向く、って 確信してた?」 「…実は、ね。うん、してた」 いつの間にか、 爽はいなくなっていて。 丘の上には二人きりだった。
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