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(しまった!新撰組監察方としてやってはいけない事をしてしまった!!俺の名前は山崎烝(やまざきすすむ)だ。宜しく)
紅子「痛ぇ…本当に新撰組は空気が読めねぇ奴ばっかだなぁ。何カメラ目線で自己紹介してんだゴラァ」
稔麿「同感だ」
山崎「お前等何で新撰組見ても逃げないのォオオ!?逃げろよ!!お前等こそ空気読めぇえ!!」
紅子はちらっとその新撰組の青年を見る。
何処かで見た事があるが名前が思い出せないので適当に紅子は言ってみる。
紅子「お前ってアレ…アレだよな。山猿進む」
山崎「ちっげーよ!!山猿じゃねぇよ!!進むの漢字違うし!!」
稔麿「紅子は本当に馬鹿だなぁ…こいつの名は野猿晋だ!」
山崎「山猿も野猿も同じゃねーかよ!!だから漢字違うってぇ!!」
紅子「晋だけは止めろよ…穢れる」
山崎「どんだけアンタは高杉が好き何だよ!!晋って名前付いている奴いたらこの子絶対に暗殺して来るわ!!」
余りにも二人のボケに山崎は息を切らした。
紅子「で、アンタは山崎烝だよな?何しに来たの?」
山崎「名前覚えてたんかい!!まぁ強いて言えばあんたら攘夷志士に入部してスパイしに行く所だった」
紅子「お前スパイ向いてねェよ」
そう言って紅子は店員にストロベリーサンデーを頼んで黙々と食べる。
それから紅子は満足げに笑みを浮かばせてから立ち上がると……。
――ガシッ!
紅子「――!?」
振り向くと山崎に手錠を掛けられた紅子。
紅子「空気読めねぇのかお前は…此処は店だぞ?」
山崎「そんなの知ったこっちゃねぇ」
山崎は紅子の腕を引っ張り店の外に出された。
稔麿「……いや何で俺捕まえないの!?」
稔麿も後から二人の後を追った。
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