厨二病が嫌いって言っている奴こそ厨二病

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江戸駅に降りて久々の江戸に三人の顔が緩む。 三人は別々で江戸の街の中を巡回する。 最近の江戸では『飛縁魔』と呼ばれる人斬りが出没している事が噂されていた。 ふと、歩いていると目の前には短髪に黒い肌、派手な赤い着物を着た女が居た。 その女は団子屋の娘さんと話しているようだ。 店娘「アンタかっこええなぁ!」 紅子「そりゃあどうも……」 紅子はその人物が紅子だと分かり、電信柱の後ろに隠れて紅子の様子を観察する。 店娘「アンタ、うちの団子食べないかい?」 紅子「結構、もうお腹がいっぱい何で…」 苦笑いする紅子。 団子屋の娘に絡まれている紅子に少し心配をする妹の碧子。 紅子「今は色々と忙しいんで…今度食べに行くよ」 店娘「えぇええ!!」 紅子は団子屋の娘を軽くあしらいながら早足でその場から逃げる。 碧子も紅子の後を追うように距離を置きながら付いて行く。 ◇◇◇◇◇ 次に紅子が向かったのはファミレスで何やら頼んでいるようだ。 碧子は斜めらへんの席に座りバレないように顔をメニューで隠す。 店員が何やらラーメンとシュークリームを持って来た。 碧子(ラーメンを食べてからデザートとしてシュークリームを食べるのか……) と、思ったら紅子は気持ちの悪い笑みを浮かべながらラーメンの中にシュークリームを入れる。 碧子(シュークリーム入れたァアアア!?) それを淡々と食べている紅子の姿にうぷっと口許を抑えながら観察をする。 店員「あの……お客様?」 碧子は我に返り「シュークリームとラーメンお願いします!」と言ってしまった。 ラーメンを食べながら最後にシュークリームを食べた。 紅子のようにラーメンの中にシュークリームを入れる勇気はなかった。
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