第2章~水族館・正体~

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帰りの車の中 シュンさんは膝の上のプレゼントをギュッと抱き締めて 少し背中を曲げながら私の顔を見た 「……僕、一緒に寝ていいですか?////」 あっプレゼントの事だ…… 「∑∑な…ナニ!!??そんなの許さないぞっ!!」 「∑∑あ・あまりにも急展開す・過ぎない!!??」 「「ダメダメ!!!!!!!」」 お兄ちゃんと久美は誤解して大声で叫んだ。 「違うよ?!寝るの…」 「∑∑あ’’~また言った!! 言ったよね??!! 久美ちゃん聞いた??!!」 「……聞いたわ裕二さん!! ……莉沙が危険よ ……こんなヒトだったなんて…シクシク」 ‥‥‥‥‥‥ はははは もう二人の誤解は暴走して止まりそうに無い……… 「は…早く裕二さん! そこの角でいいわ!! 狼から莉沙を守らなくては!!」 車は急停車し久美は素早く降りて 後部座席のドアを思いっ切り開け シュンさんを引っ張り出した。 繋いでいた手を一回ギュッて握り締めてから指先が離れていった。 発進した車 後ろを振り返ると二人共笑顔で両手を振ってる。 ,
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