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「ちなみに、俺はそこまで重要なキャラ位置じゃないんでー。名前とか全然覚えなくていいからー。だいたい先生ってキャラ位置微妙じゃない?
できれば生徒として出たかったわ。まぁ、そんな俺のことはコ○ンに出てくる事件の容疑者的な感じでワクワクして見ていていいよ」
「せんせー!なんか先生の発言からすると黒幕っぽい臭いが出てますけど、この物語には一切関係ないんですか?」
「うっせなーばかやろー!俺からそんな臭い出てねーよ!せいぜい、出てんのは30過ぎたおっさんに出るあの臭いだよ言わせんなばかやろー」
色々めちゃくちゃだが続けてこういった
「んじゃ、あれでいいや。ほら…あれ…、た○ぎ警部が想いを寄せるさ○う警部補の友達のあの人でいいよ」
この先生大丈夫か!?
今までツッコミいれなかったけどさ!?
パロディとかそういうの題材にした話じゃないよこれ!?
自由すぎない?いいのこれ?伏字とか使ってるけどわかる人にはわかるよね!?
せめてそういう版権が及ばないネタ使ってこ!?
だいたい質問した人もなんでそんなアホみたいなツッコミしてんの!?
もっと目を向けるべき箇所があるんじゃないのか!?
少年は一人で熱く盛り上がるが、この声は無論、誰にも聞こえてはいない。
ただ虚しさだけが心に響くのである…
で、先生は趣味や休日の過ごし方などを話し始めた。
そして、一息ついた彼は
「んじゃ、落ち着いたところで毎年恒例の自己紹介してくぞー」
ひどく静まっていた教室はこの一言によって、少しざわめき始めた。
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