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コンコンコン
軽く3回ノックをした俺。
ちなみに2回のノックはトイレのはいってますかー?のノックらしいよ。
「失礼します。五十嵐先生に用があってきました。」
「あぁ、五十嵐先生ね…。彼なら窓側の席にいるよ。」
この先生、五十嵐先生の名前を口にした瞬間顔が険しくなったような気がした。
まぁ、彼の教師的日常を見ていると嫌になるわ。なんで先生やってられるか不思議でならない。
彼の席は窓側で夏は涼しく冬は暖房が直にあたる。とても良い席だった。
今日は晴れていて、日光が直に当たるそこはとても暖かく気持ちが良い。
だからって寝ていい理由にはならない…。
「先生…。起きてください…。」
返事はない。
どこまでも教師らしくないな…。
「先生!起きてください!」
さっきより少し強めの口調でいい体を揺すった。
「う、うぅ…。あと五分」
先生の口からはよだれが垂れており、とても教育委員会には見せられない様だった…
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