★...プロローグ

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今日から俺が通う事になった学校は魔法学校なんだ!魔法の勉強をしたりするんだって! わーい、とっても楽しみ! でもね!一つ問題があるんだ! 魔法は誰でも使えるわけではないんだよ! 魔法を使うには、"Magica"(魔力を生み出す源)がないとだめなんだって! "Magica"は生まれながら持っているもので、必ずしも全員が持ってるわけじゃないらしい! "Magica"がもれなく付いてくるには親のどちらかが魔法使いでなければならないみたい!(ネットで調べた) 悲しくも俺には"Magica"がない。 親はね、ごく普通の人間でそんなモノないから魔法も使えない。 当然俺も魔法は使えるわけがない。 俺だって望んでいなかったよ…。 ってことはね?魔法学校へ行っても魔法を使えない俺はいったい何をすればいいんだろう? 数学とか、国語とかも普通にやるのかな? でも俺はね普通の高校へ行って普通の人生歩みたかったよ… 事の発端は今年の2月。その時の事は今もまだ鮮明に覚えている… 受験を終え志望の高校へ進学することが先日決定した俺。あとは中学を卒業するのみだった。 そんなある日、俺の家のポストに一通の白い封筒があった。
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