★...出会い

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しばらく彼女についていくと、人気ない所についた。 位置的に第3棟(薬品等がおいてある、授業であまり使われてない場所)の3階と2階の間にある踊り場。 ここは3年間普通に過ごしててもあまり来ることがないらしい。 すると彼女の口が開いた。 「………すから……」 「え?なに?」 なんて言ってるか聞こえない。 「昨日見たこと誰かに言ったらぶっ殺すから!」 彼女は昨日喋った時と同様に目つきが鋭く、まるで猫の威嚇行為そのもの。 さらに彼女の口からは女子の日常会話では使われような単語が出てきた。 こわい… 「てか、アンタ…誰にも言ってないわよね?」 「は、はぁ?」 昨日見たことってなんだ? 俺何か見たっけ?こいつの裏側しか見てないぞ? それのことか? 「・・・?お前が、サキ・ヴァニラ・ウールドお嬢様が実はこんな性格でしたよーってこと?」 「死ね」 本当にその目つきでそれ言うのやめてくれ。 割とマジで怖いわ
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