★...出会い

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「おう、わかった」 「じゃ、また後でな」 そう言い、遼も自分の席へ戻っていった。 遼と空のあいだに一体何があったのか、気になって仕方がない。あとでこっそり空に聞いてみるか。 で。 問題の授業だが一時間目から魔法に関しての授業だ。 昨日もらった時間割を見る限り数学など一般の科目はほとんどなかった。 ちなみにその一時間目は五十嵐先生の授業だ。 教室にグダグダと入ってきた先生は 「はい、きりーつ。礼、着席。そういえば、委員長決めてなかったな。相原、お前やれ」 「え!?俺っすか!?」 「お前出席番号1番だし色々いいだろ。」 「えー、でも…」 「いいからやれ」 「はい」 職権乱用でつかまりますよ、先生。 それにしても相原君、可哀想に…
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