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ポン
と音を立てできたのがなんとまぁ、水だ…。
そうわかったのも先生の白衣がびしょびしょになったからだ。
「ぶえっくしょん!!うーさみぃ…」
この原理は理科と一緒で空気中の酸素と水素が結びつき水になったらしい。
普通なら蒸留装置とか色々な道具が必要だがそういうのはなしで作れるらしい。
ってことは…水とか無限に作れちゃうんじゃね?地球温暖化解決じゃーん!
とか思うだろうけど実際そううまくはいかなく、ある程度時間が経つと元の物質に戻るらしい。
先生のびしょびしょに濡れた服もいつの間にか乾いていた。
その元に戻る時間はその術者の力の大きさによって変わるらしい。優れているほど長く持続するということだ。もちろん途中で解除することもできる。
でもあまり実用性がないし、元素とかその量とかそういうの色々複雑だから需要は少ないらしい。
そして最後。
最後は、ラップと呼ばれるもの。これをそのまんま日本語に訳すと包むなどいう意味になるが、これもあながち間違っはいない
これはさっき説明した、火、水、土、風を自分の武器に憑依させその武器の威力を強化させるものだ。
ちなみに武器は小さくして皆持っているらしい。俺も欲しい…。
またも先生が実践してくれた。
「はぁ・・・、疲れたわ・・・。いくぞー俺の武器はこれだ」
と、ポケットから何かを取り出した。
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