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続いて、東洋魔法。
東洋と大きく括られているが、実際のところ日本系魔術といったほうがしっくりくるだろう。
陰陽師を思い浮かべて欲しい。式神や、結界といった。西洋魔法でいうサモンに似たものを主とする魔法だ。
しかし、サモンと違って人や生物を呼び出すのではなく、霊体や妖怪などの古来日本に生息していたと言われる仮想の生物を召喚するのが東洋の魔術。
術者の能力が高ければ高いほど召喚できる数も増えていくとのことだ。
魔法陣を書く必要がなく、式神や口寄せですぐに呼び出せる点ではサモンと比べて優れている。
なお、東洋魔法はとても難易度が高く、頭の柔らかい5歳くらいからやっていないと困難だという。
ちなみに先生は、西洋魔法専門?だからできないとのことだ。
まとめると、シンプルだが繊細なため難しいってことらしい。
最後に欧米魔法だがこれは至ってさっぱりしていて、簡単に説明すると超能力みたいなものだ。
モノを浮かせたり、人の心を読み取ったりできるらしい。
あまり戦闘向けではない。
しかし、これも術者の能力が高いと催眠術をかけたり、普通の欧米魔術者にはできない、人を浮かせたりできるためとても危険視されてる部分もあるとのことだ。
欧米魔術は古来マヤ文明が発祥と言われており、そのマヤも俗に言う宇宙人から授かった力とマヤの遺跡に記されていることが近年わかった。
俺は宇宙人がいることに驚きだったがな。
一通り説明したが、他にも
それぞれの魔法の手助けをするアシストと呼ばれる魔法や、体を一時的強化する魔法などもあるらしい。
「と、いうことでね。非常に長く費やした説明パートも終わりだぞー。文ばっかで目が疲れるわ。なんかどこかで見たような設定だなーとか思ったやつー。多少のネタ被りは許してくれ。誰よりも多分作者がドキドキしながら書いてるからなー」
と、先生の言い訳混じりの説明も終わり、同時にチャイムもなった。
「んじゃ、委員長ーあいさつしろー」
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