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「右手貸して」
そう言われ素直に手を差し出した。
先生は俺の右手にそのシールのようなものを貼り付けた。
すると、右手から眩い光が放たれ、そこには何やら奇妙な形の紋章?が施されていた。
「先生、これはなんですか?」
率直な疑問を先生にぶつけてみる。
先生はめんどくさそうに
「あー、これでお前も魔法使えるようになったから」
「え゙!?」
こう驚きの声を上げたのは本日二度目である。
流石に無視はできない、事実に胸が踊る
「魔法使えるって本当ですか?でも、どうして?Magicaがないと魔法って使えないんじゃないんですか?なんで...」
「一気に質問しすぎィ!お前さぁ…先生の俺でも分かる事と分からない事ってあるのー。わかる?」
まぁ、そうだよね。先生も人だし、分からない事の一つや二つあったっておかしくないよね。
「あぁ、そうだ…。詳しくは聞いてないけど、このシールがお前のMagicaになるから。あまり右手粗末にするなよ?」
そう言って、先生は理事長室から出て行った。
って、おいいいいいいいいいいいい!
まだ聞きたいことやまほどあるんですけどおおお!?
出て行った。じゃねーよ!?
俺これからどうすんの?
いきなり魔法使えちゃったりすんの?
ま、まぁ…ものは試しだし?やってみっか
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