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「そうです。今朝、あなたの家のポストに手紙を入れておきました。」
あぁ、やっぱりこの人なのか…
自己満足の不安から解放され安堵した俺。
しかし、この人が誰なのかという疑問は消えてはいない。
俺の脳みそをフルパワーに活用し、必死に思い出そうとしてみたが思い出せずに終わった。
「誰だこの人みたいな顔しいてますねぇ?心配いりません。私とあなたは初対面です。」
結構デキる人らしい。
それに俺と彼が初対面って事がわかった俺はまた一つ疑問が増えた。
んじゃ、この人は俺に何のようだ?
知り合いなら、なんとなく話す内容もわかって来るが、この人全く知らない赤の他人だぞ?
解決するたびに疑問が増えるのはなんとも歯がゆい。
「で、あんたはいったいなんの用なんだ?」
俺は座ったまま警戒しつつ率直に思ったことを聞いた。
「あぁ、失礼失礼。私、あなたにアドバイス・・・予言の様なものをしに来ました。」
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