プロローグ

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しばらく見て、手に取ったいくつかの本をカウンターに持って行き、さっさと貸し出し手続きを済ませる。 ああ、面白そう。早く読みたい! 受け取った本をぱらぱらと捲りながらそう思ったそのとき。 突然、地震のように辺りが揺れだした。 何事かと思い見回してみると、他の人はなんともないようにしている。 何?どうなってるの!? そう思うか思わないかの内。 暗闇から何かに引っ張られるような、そんな不思議な感覚と共に私は意識を失った。
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