転校

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俺、霧島 咲は 家の事情で転校することになった 「よーし、ホームルームの前に転校生を紹介する」 と、今日から俺の担任になるらしい 冲城は言った 教室では、「転校生どんな奴だろーなー」や「楽しみだな」  などと言ってる奴等がいる すると冲城は「よし、教室入れー」と 俺を教室の中に入れる 俺は「俺は、霧島咲…宜しく…」と手短に自己紹介を済ませた 「んじゃぁ 霧島の席はあの金髪の髪の梓馬の隣な」 と、空いている席を指さした 俺は担任に言われた通り空いた席へと座る 「俺、霧島咲」と隣の席の梓馬…? とかいう奴に挨拶をしておいた 梓馬は「知ってる,さっきも聞いたから」と言う 俺は内心(何だよこいつ…)などと思っていると今度は向こうから 「俺は、梓馬凌空だ宜しくな」等と自己紹介してくる (何だこいつ…ちゃんと挨拶出来んのか)と思いながら俺は 「宜しく」と答えた ホームルームが終わり、クラスのやつらは俺のところに 集まってきて「霧島君は何部入んの?」や「俺らと仲良くしてくれよな」等と言ってくる 俺は正直安心した 前の中学ではほとんど俺の事なんか無視 ほぼ空気扱いだったからな… 今回はそんなの無さそうだと、このときは 安心していた そう、“彼奴”が来るまでは…
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