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平平凡凡
今日もまた、
なんの変哲もない一日が
始まろうとしている。
僕はただただ
その代わり映えしない日常を
眺めていた。
僕は特別すごい存在ではなく
これといって、取り柄も無い。
かといって、すごい地味な存在でもない存在。
いわゆる凡人と言われるヤツだ。
まあ俺は本当は非凡にも凡人にもなれる存在だけど、
あえて凡人を選んでやっただけだとそう信じてい『かずくーん?』
……『ちょっとーもう7時よ!』
『かずくーん?かずと!?』
「あっはいはーい!いまいくよ」
『もう!いるんならちゃんと
返事して!学校遅れないでよ?』
バタバタ…。
母上のせいで最後キメることが
できなかった。
まあ凡人モードだったから
仕方が無いとでも思っておこう。うん。
そう思いながら飲んだブラックコーヒーは苦くてたまらなかった。
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