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純に殴られて腫れた頬を冷やしながらこれからのことを考えた
推薦はダメにはなったけど、一般で楽に受かるだろうから同じ大学はダメ
かと言って、絶対慶政を受けるわけじゃないから一流大学は却下
「絶対に純と顔を合わさないとなると…」
純が選びそうにない……
(服飾科のある学校に行こう)
純は国際科がある学校を選ぶはず
後は経済学のあるとこが候補のはずだから。
幸い服のデザインをしたりするのは好きだったから、別に嫌じゃないし。
(そうと決まったら資料集めなきゃ)
純にさよならをしたばかりなのに気分はそこまで落ち込まなかった
自分が納得する形だったからだろうか?
「あ、予備校も辞めないと」
服飾科に行くんだったら予備校はいらない。
(その分雑誌買わなきゃ)
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