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「ハァ…ハァ…ハァ…」
あれからしばらく、俺は偶然見つけた湖の近くで休んでいた
「久しぶりに全力で走ったな…」
ゆっくりと息を整え、湖に近づく
とりあえず喉が乾いた
飲もうと、湖を覗き込んだ、が
「なん、これ?目が光ってる…」
そう、水面に揺らめきながら映る俺の顔。
大してカッコイイとも、ブサイクとも言えぬツラ
これは変わりない
ただ、目が黄色に光っている。
「六芒星、だな。意味が分からん」
黒目の中央にある、発光の元
それは六芒星の形をしている
しばらく見つめていると、六芒星に変化が現れた。何やら文字になっていく
わ、た、し、は、か、み、
あ、な、た、の、う、ん、め、い
の、ひ、と
いや、意味が分からない。
あ、な、た、は、こ、れ、か、ら、こ、ん、な、ん、に
た、ち、む、か、う、こ、と、に、な、る
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