七綴り

To you in heaven

ふとした時に思い出す君の事
もうすぐ君の誕生日だね
その時はまた会いに行くから
伝えたい事や話したい事
いっぱいいっぱいあるけれど
俺の声は届いてるかな
あの時みたいに聞いてくれる？

風は冷たくて空は暗い
夏よりも早く暗くなるけど
君がいた頃はまだ
もう少し明るかったかな

何度も何度も思い続けた
君がいたあの頃から
変わりゆく季節の中で気付いた
何度も何度も後悔もした
辛かった筈の君の意思
気付いてあげられなくて
ごめんな

遠くで聞こえた気がした
君の声が俺を呼んだような
いつも君がいた場所に
ふと君がいたような気がした
でもそれもこれもすぐに気付く
もうそこに君はいないんだって
気付いた時には何も無い

哀しくて哀しくて泣き叫び
君がいないと嘆いた
移ろう時の中で後悔し続けた
忘れられない忘れたくもない
君がいたあの時間
君と過ごしたあの
約束の場所で

冬は寒くて空は暗くて
今でも君に会いに行く
それは年に四回くらい
年の始めと夏休み
そして君の誕生日と
君がいなくなったあの日

何度も何度も思い続けた
君がいなくなった頃から
秋も冬も春も夏も何年も過ぎていった
永い永い時間彷徨ってた
気が遠くなる程まだ
現実受け入れられなくて
淋しいよ