七綴り

花が咲いて最後に笑うまで

道端で見つけた名も知らない花
まるで淋しそうに一人でポツンと立つ
少し前の僕のようだ
お前もいつか出会えるといいな

君が教えてくれたこの花の
名前と添えられた"花言葉"

花が咲いて
最後に笑うまで
これからもずっと一緒だよ
風が吹いて
花が散っても
それでもずっと一緒だよ

ふとした時に君が笑う眩しい
誰にも負けてない明るい笑顔
どんなに辛い時や哀しい時でも
それだけが僕の心の道標

もし君が教えてくれなかったら
その花の名前すら知らなかった

名も知らない
花は誰でも
似てるあの頃の僕のようだ
君はいつも
あの花のように
強く優しく咲き誇ってる

花が咲いて
最後に笑うまで
これからもずっと一緒だよ
例え花が
朽ち果てたとしても
君への想いずっと変わらないよ