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校内をひたすら走り続ける主人公。辺りは火の海で、所々燃えて崩れ落ちていき。 主人公 「はっ・・・はっ・・・きゃっ!・・・・・・ぁ」 視界は一転。深海に沈んでいく主人公。 オリオン 「聞こえる?」 声がしたと思えば信号の音。辺りは一変したように普通の歩道で。主人公は立ち尽くしている。 オリオン 「ねぇ、聞こえる?」 場面がまた変わり、今度は主人公のバイト先であろう場所の店内で。 主人公 「・・・・・・あっ!」 オリオン 「君・・・・・・」 そのまま主人公は目眩を起こし倒れて。しばらくして控え室で目を覚ませば、書かれている日付が目に入り。 主人公 「・・・8月・・・4日・・・」 オリオン 「ねぇ、君」 主人公 「きゃあっ・・・!?」 すると控え室のドアが開き。 サワ 「ねぇ、どうしたの?なんか叫び声が聞こえたけど、大丈夫?」 サワは主人公に歩み寄り、突然起き上がった主人公をそっと横にしてやり。 サワ 「もうすぐ迎えが来るからさ」 主人公 「あの・・・」 サワ 「ほーら。大人しく待ってなって」 主人公M 「この人・・・誰・・・?」 サワは控え室から出ていき。
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