あ/む/ね/

Ⅰ

オリオン
「迎えって･･･誰が来るんだろうね？」

主人公
「･･････！」

オリオン
「君、大丈夫？急に倒れるから心配しちゃった」

主人公
「あ･･･あ･･････」

主人公は宙に浮いている少年を見てはあたふたするばかりで。するといきなり控え室に青年が入ってきて。

シン
「お前、倒れたってどういうこと？」

主人公M
「･･････誰？」

シン
「･･････なぁ。本当に大丈夫なのか？」

主人公M
「私･･･この人、知らない･･･」

シン
「送ってくからさ。さっさと準備して」

シン
「･･････返事くらいしろよ」

主人公
「あ･･･はい」

シン
「はい？」

するといきなり、またもう一人別の青年が入ってきて。

トーマ
「倒れたんだって？」

シン
「トーマ、なんでお前まで･･･」

トーマ
「サワから連絡もらったから。･･･大丈夫か？どこかぶつけたりしてないよな？」

主人公
「･･････」

シン
「お前、何ボーッとしてんの？人の話、聞いてよ」

主人公
「あ･･･。･･････」

トーマ
「シン、そう責めるなって。起きたばっかなんだから仕方ないだろ。心配なのはわかるけどさ」